二十四節気★七十二候・涼風至★秋の気が立つ★盆花代表・ミソハギ★400年の歴史をもつ阿波踊り・踊らにゃそんそん

こんばんは。
今日は「二十四節気★七十二候・涼風至★秋の気が立つ★盆花代表・ミソハギ★400年の歴史をもつ阿波踊り・踊らにゃそんそん」の事をお伝えしたいと思います。

暑い盛りが続いていますが、ようやく土用の時期を越え、本日「8月7日」からは「二十四節気」「立秋」となりました。暦の上では秋のはじまりと言いながらも、最高気温の「ピーク」を迎えるであろうこれからが、やっぱり夏本番です★「海へ、山へ、夏祭や花火大会へ」出掛ける方も多いことでしょう。暑中見舞いは残暑見舞いへ、そして、お盆の準備を始める時節となりました。

★「初めて秋の気立つがゆえなればなり。七十二候は・涼風至




太陽が「黄経135度」の点を通過し、今年も「二十四節気」「立秋」となりました。暦便覧を紐解けば「立秋」とは、「はじめて秋の気立つがゆえなればなり」とあります。ますます厳しい残暑の中にありながらも、{“秋の気”}が{“立つ”}ということは、秋の気配が現れてくるということです。力強くわく積乱雲に、鱗雲とも鰯雲とも言われる巻積雲がときおりまじり、蝉の鳴き声に蜩の声が加わり、朝晩吹く風にふと涼を感じることも、これから次第に増えてくることでしょう。「七十二候」でも「立秋」の「初候」「涼風至・すずかぜいたる」となりました。
しかしながら温暖化著しい昨今の夏は、「高温と激しい雨、台風」にも配慮が必要になっています。気温が「1度」あがるたび、空気が抱えることができる水蒸気量は、「7%」ほど増えるのだそうです。気温が上昇すると、抱えた水蒸気が雲や水滴になりにくいようです。しかしいざ飽和すると、一気に激しい雨になるというわけです。毎日のようにさっと降る夕立があって、その一雨で涼しい風が立つそんな夏の風情は、残念ながら失われつつあるようです。

★「まもなく旧歴のお盆・精霊を迎える盆花の代表・ミソハギ

新暦となった現在でも、お盆だけは「旧暦・8月13~15日」のほうが馴染み深い地域も多いですね。夏休みを迎え、そろそろお盆も間近です。ご先祖さまの「御霊・みたま」を迎えるために供える花、「盆花」の準備もはじめたいところです。
地方によって様々ですが、全国的に代表的だとされる花は、「ミソハギ、オミナエシ、キキョウ、ハス、ハギ、ユリ、ホオズキ、ナデシコ、ススキ」などです。これらの花はちょうどお盆の頃に山野で花開き、「ハス」を除くと野生の草花が多く、昔は「8月6日頃~12日頃」までの間に、山へ採りに行くという風習もあったようです。この行事を盆花迎えといい、精霊たちが盆花を「依代・よりしろ」 として家々へ帰ってくるとされていたのです。
今は花屋で買い求めることが多くなった盆花です。その代表格の「ミソハギ」は「マメ科」の「ハギ」の仲間ではなく水辺に生える草で、高さは「1メートル」ほどです。夏に茎の先に赤紫色の花穂をつけます。名の由来は、「水辺のハギ」です。もしくは「禊・みそぎ・ハギ」です。神域を掃き清めた「ハギ」、水辺で行われた「」です。帰ってきた御霊を、この「ミソハギ」で禊させ、清めてから自宅へ招き入れる意味合いを持っていたのでしょうか。




★「400年の歴史をもつ阿波踊りは・踊らにゃそんそん

さて、お盆といえば「盆踊り」です。これはもともと、年に一度戻ってくる精霊たちを迎え慰め、送るための踊りであったといわれています。郡上八幡をはじめ会津若松の東山温泉など、各地で様々な盆踊りが開催され、地域の広場や寺の境内などで、毎年踊るのを楽しみにしている方も多いことでしょう。有名な徳島の阿波踊りもこの盆踊りの流れをくむもので、「毎年8月12日~15日」までの「4日間、三味線、笛、太鼓、鉦」などのお囃子が響き、身も心も躍る独特な「リズム」に、街中が沸き立ちます。
」と呼ばれる数十名からなる「グループ」ごとに、お揃いの浴衣を着て街中を練り歩く阿波踊りです。{“踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃそんそん”}と歌詞にあるように、踊り方がわからなくても、祭り当日に入れる「にわか連」があって、初心者でも参加可能なのだそうです。本場徳島で阿波踊りを体験したい★そんな夏の過ごし方も一興です。

真夏の時季はまた、「花火大会のシーズン」です。浴衣を着て、団扇や扇子で涼みながら、夜空に咲く大輪の花を見つめるのも、江戸時代から続く日本の夏の風物詩ですね。

お盆・立秋」の過ごし方も地域によって考え方や風習が違うものなんですね。





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地蔵盆★地蔵盆は子供が中心のお祭りです★福井県小浜市の化粧地蔵★銅造地蔵菩薩立像★通常瓔珞★宝珠★錫杖

こんばんは。
今日は「地蔵盆★地蔵盆は子供が中心のお祭りです★福井県小浜市の化粧地蔵★銅造地蔵菩薩立像★通常瓔珞★宝珠★錫杖」の事をお伝えしたいと思います。

7月」も下旬にはいり夏休みの計画が気になる頃ですね。
昨日24日」はお地蔵さんの縁日です。毎月この日なのですが、お盆の後は「地蔵盆」といって特別にお祭りをする習わしが近畿地方を中心に伝えられています。お盆を旧暦で行うところは「地蔵盆」も「8月」に行います。子供の頃の懐かしい思い出という方、また「地蔵盆」って知らなかったわ、という方もいらっしゃると思います。いったいどんなお祭りなのでしょうか? どうも全国的ではなさそうな「地蔵盆」についてもう少し知りたいと思いませんか?

★「地蔵盆

★「地蔵盆は子供が中心のお祭りです




地蔵盆」の風習がみられるのは近畿地方が中心ですが、古くから京都と関係のあった九州北部や、北前船などが行き交った北陸や日本海沿いの地方などにも伝わったようです。根本にあるのはお地蔵さんは子どもの守り本尊という昔からの民間信仰です。お寺のお地蔵さんより、町角の祠や街道沿いに祀られたお地蔵さんが対象のようです。きれいに洗い清め赤いよだれかけを新しくします。時には化粧を施したり、米や麦の粉をかけたりする地域もあるようです。お地蔵さんは「3、4段」くらいのひな壇をしつらえてお祀りします。提灯やろうそくといった灯りに「お花、お線香」をしつらえたら、果物や皆が持ち寄った「カボチャ」や芋の煮物など、心づくしのお供えを飾り付けます。周りには子供たちにあげるおもちゃやお菓子なども置かれ、とても華やかでにぎやかなものになるそうです。
さあ飾り付けはできました。では「地蔵盆」ではいったい何をするのでしょうか? 地域によって違いもたくさんあることでしょう。今回はおもに京都で今でも行われているものを調べてみました。
まずお坊さんの読経から始まります。それがすむと集まった子供たちは「ゲーム」をしたりおやつをもらったり、また歌や盆踊りで楽しみます。そして独特なのは数珠回しではないでしょうか?「2、3メートル位」の大きな数珠を皆で持ち、お坊さんの読経にあわせて、または誰かが打つ鉦の音に合わせて順に隣へ回していきます。大きな数珠玉が自分のところにきたら高く上げるのがお約束のようです。無病息災、健やかな成長を願い行われるということです。
昔は子供が育つのは今とは違い難しいものでした。小さい頃に亡くなった子供は成仏できないという考えがあったそうです。賽の河原で子供がこの世の親を慕って小石を積み上げて塔を作ろうとしますが、地獄の鬼がやって来て鉄の棒で崩してしまいます。お地蔵さんはこうした子供を救ってくれるというお話が江戸時代に広がりました。お地蔵さんにつける「赤いよだれかけ」は自分の子供をお地蔵さんに見つけて欲しいと願う、親の思いとも考えられているそうです。
この「地蔵盆」は「23日」と「24日」の「2日間」にわたって行われます。親にとっては無事を願うお祭りですが、子供たちにとっては夏休みの大きなお楽しみ行事というのもよくわかりますね。

★「福井県小浜市の化粧地蔵

★「身近だけど、お地蔵さんってどんな仏さまかしら

お地蔵さんは「地蔵菩薩」が由来です。お釈迦様が亡くなられた後は弥勒菩薩がこの世に生まれて衆生を救済するということになっていますが、それまでになんと「56億7000万年」もあるというのです。弥勒菩薩が生まれるまでの長いあいだ人々を救うのが、地蔵菩薩の役目ということです。
お寺さんに安置されている地蔵菩薩は「通常瓔珞・ようらく」という首飾りをつけ、左手に「宝珠・ほうじゅ」を持ち、右手に「錫杖・しゃくじょう」を持つか、手のひらを見せて下に下げています。でも道端で見るお地蔵さんは頭が円いだけですね。まるで丸坊主の子供のようです。地蔵菩薩であることを越えて広く民俗信仰の対象となっているのは、みなさんも実感していらっしゃることでしょう。




★「銅造地蔵菩薩立像

★「21世紀の今でも{地蔵盆}は続いているのでしょうか

地蔵盆」はこうして調べてみるととても素敵な夏の行事ですね。交通手段が便利になり社会の構造も変わって、人の動きも自由で活発になりました。反面ひとつのところに長く住み続ける人が減ってきている今、地域の人々によって作られるこのお祭りは続いているのでしょうか?
京都のように行政が積極的に「地蔵盆」を残そうと努めているところもありますが、準備をする大人達の都合がつきにくい今は、「2日間」行うところを「1日」にしたり、週末にずらすなど行事を続けるための工夫もみられます。それでも続けるのが難しくなっている、という地域もあるようです。反対に積極的に伝統を利用して地域起こしをしようと、新興住宅地や団地で「地蔵盆」を取りいれ、新しい住民の絆をつくる試みもされているとうことです。ひとつのお祭りを共有するとそこには連帯感が生まれ、地域の人々の交流に大いに役立つことは間違いありません。培ってきた伝統の重みと知恵はどんな時代も活かせるものなのですね。長く続いていくことを祈るばかりです。

お地蔵さんの顔を見ても優しい顔をしていますよね。子供達もお地蔵さんなら怖さもなく親近感が湧いてくるでしょうね。





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「お盆」★窯蓋朔日★七日盆★風習・盆義理★お盆玉★京都・五山送り火★長崎・精霊流し★お盆行事

こんばんは。
今日は「「お盆」★窯蓋朔日★七日盆★風習・盆義理★お盆玉★京都・五山送り火★長崎・精霊流し★お盆行事」の事をお伝えしたいと思います。

暑い日が続きますが、楽しい夏休み、お盆休みまで、もうあと少しですね。ところで、お盆の時期には仕事をしてはいけないとはよく言われます。このころには「地獄のふたが開くので畑仕事をしてはいけない」「舟幽霊が出るから海に出てはいけない」と、ちょっと怖い言い伝えもありますが、お盆について詳しく調べてみると、意外なことにお正月との共通点がいくつも見つかります。
今回は、お盆の話の中でも特に、お正月とお盆の比較や、地方のちょっと変わったお盆の風習をご紹介します。

★「お盆とは

お盆というのは、ご先祖様の霊をお迎えする行事です。毎年、「7月15日」にこの世に帰ってくるとされていました。
明治時代に江戸時代に使っていた暦から、西欧で使われていた「暦・現在、日常的に使われているカレンダーです」に変更されました。この時、古い暦と新しい暦との間に「1カ月」ほどのずれが生じました。そのため、新しい暦に合わせて「7月」に行うところがあれば、旧盆といって昔の暦でお盆があった「8月」に行うところもあるという具合に、地域ごとにお盆の時期も変わるようになりました。
一般的には首都圏など都市部では「7月」のお盆が多いのに対し、農業が盛んな地域では、農作業の閑散期に当たる「8月」にお盆を迎えることが多いといわれています。
また、「8月15日」前後はお盆休暇を設けている企業も多く、帰省する人も増加します。江戸時代には、商店の奉公人や職人など正月とお盆にしかお休みがありませんでした。生前のご先祖様たちにとっても、お盆は特別な日だったようです。




★「お盆とお正月はどれくらい似てる

お盆の由来については諸説ありますが、「ルーツ」をたどっていくと中東のお祭りが伝わって来たともいわれています。
さらに、かつて「1年」は「冬と春、夏と秋」と「2サイクル」だったという説もあります。これは、それぞれの「サイクル」の始まりがお正月とお盆だったという説です。そのように意識してみると、似ていることはいくつもあります。お正月は歳神様を迎える行事、お盆はご先祖様を迎える行事と、どちらも異世界からのお客様を迎える行事です。また、お盆の最後に送り火を焚きますが、お正月の終わりには門松などを燃やします。さらに、日程にも共通点があります。
★「お正月
★「1月1日:元日、大正月
★「1月7日:七日正月。七草がゆ
★「1月15日:小正月

★「お盆
★「7月1日:窯蓋朔日・かまぶたついたち・地獄の釜の口が開く日
★「7月7日:七日盆・七日盆といって、地域によってはこの日からお盆が始まるところもあります
★「7月15日:お盆・13日にご先祖様を迎え、15日または16日に送り出す
神社で行っている「茅の輪くぐり」も、「6月」と「12月」にあります。それぞれの「サイクル」の終わりに「穢れ・けがれ」を「祓・はら」うということなのかもしれませんね。

★「ちょっと変わったお盆の風習・盆義理」って




夏祭りなどで踊る盆踊りも、もともとはお盆で帰ってくるご先祖様の霊を慰める踊りだったといわれています。夏になると各地でさまざまな盆踊り大会も開かれ、観光の目玉にもなっています。盆踊りだけでなく、お盆の行事そのものにも地域によっていろいろなものがあります。京都の「五山送り火」や長崎の「精霊流し」なども、お盆の行事です。
静岡県の浜松市など遠州地方では、「盆義理」という風習も残っています。その年に亡くなった方のいる新盆の家庭にお悔やみに行くというものです。きちんと喪服を着て「御香典・御仏前」も持って行きます。初盆の家では、お盆の提灯だけでなく祭壇も飾り、お悔やみに来た弔問客には返礼品として「ジュース」などをお返しします。この時期、「盆義理」に向かう大勢の人々で渋滞が起こることもあるようで、「盆義理渋滞」と呼ばれています。

お盆とお正月の意外な共通点です。最近では、「お年玉」だけでなく、夏に「お盆玉」を子どもにあげる風習も注目を浴びているようです。

こんなにも「お盆」に対する知識のなさを痛感してしまいました。お正月に比べ「テレビ」などでも取り上げる情報が少ないので知らないことだらけだった自分に呆れるばかりです。





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